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【論文】富山湾におけるリュウグウノツカイの記録

近年、日本海各地においてリュウグウノツカイの捕獲や目撃が相次いでいますが、捕獲情報や計測記録などはほとんどまとめられておらず、本種の詳しい生態はよくわかっていません。

今回は、富山湾で2011年度から2019年度に確認されたリュウグウノツカイ22個体の記録をまとめました。

捕獲された時期は、主に11月から2月であり、2月が最多でした。

リュウグウノツカイの尾部はとても切れやすいことが知られています。今回調査したほとんどの個体の尾部が切れていましたが傷口が塞がっている個体も多く、例え体の後半部を失っても生存できることが確認されました。

リュウグウノツカイの生態解明のため、このような記録の蓄積はとても重要です。

リュウグウノツカイ

【著書名】木村知晴・草間啓・不破光大・稲村修

【題 名】富山湾におけるリュウグウノツカイの記録(~2019年3月)

【雑誌名】魚津水族館博物館年報第29号 詳しくはこちら

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