サラサベッコウタマガイが好きな木村です。僕はこの貝をサラベーと呼んでいます(名前が長いので)。
以前、ひとりごとでも紹介していますので、まずはこちらを読んでください。<ここをクリック>
現在、サラベーたちはハダカカメガイ(クリオネ)と同じ水槽で展示しています。しかし、クリオネの知名度が高すぎるのか、動かないからか、ほとんど注目されません。地味なサラベーに興味を持ってもらえるにはどうしたらいいだろうか??悩んだ末に閃きました!実際にサラベーに触ってもらおう!ということで、7月23日に開催された「年間パスポートファン感謝デー」で「サラサベッコウタマガイにさわってみよう!」というイベントを開催しちゃいましたー♪♪
皆さん何かよく分からない生物に恐る恐る触っていました(笑)。でもこれが貝だと説明すると、「こんな貝がいるんだ!」と、ほとんどの方が驚いていました。実際に触った感想は「触ってる感じがしない」というのが一番多かったです。他にも、「ふわふわしてる」、「クラゲみたい」、「気持ちいい」、「プリンみたい」などなど様々な感想をいただきましたよ。多くの方に、深海に棲む不思議な貝に触るという初めての体験をしてもらうことができ、大好評だったと思います。
さらにさらに、以前のひとりごとでサラサベッコウタマガイ饅頭を商品化したい!と書いたのですが、なんと今回のファン感謝デーでそれが実現したんです☆
ジャーン!!!
このサラベー饅頭は、地元のお菓子屋さんの昌栄堂の工場長さんに、実際にサラベーを触ってもらったうえで、サラベーをイメージして作っていただいたので、模様はもちろん手触りまでサラベーに似ているというこだわりの逸品です。サラベーの模様はもち米で再現していています。この葛饅頭はファン感謝デーの時に無料でお客様に試食していただきました。こちらも大好評だったので、ぜひとも魚津水族館オリジナル商品として売り出したいですね!