洞杉・洞杉群

 

<住所>
魚津市三ケ杉ノ尾
<交通アクセス情報>
魚津ICから東へ約15km(県道132号線に「洞杉巨木群」の看板案内あり)
市道南又線駐車場から先は、周辺の自然環境保全の目的でマイカー乗り入れ自粛区域となっています。

駐車場 市道南又線駐車場  障害者用2台を含めた25台 マイクロバス2台

洞杉とは、天然生のスギの古木、巨木です。
名前の由来は、幹の内部が空洞になっているものが多いことからそう呼ばれるようになったと言われています。
生育地は、片貝川南又谷の標高500~700m前後の斜面~稜線で、大型の転石・露岩の多い急斜面地に多く生育しています。過去の調査では大小合わせて124本が確認されていますが、人が近づけない場所を含めてそれ以上の数が生育しています。樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っていると思われます。
洞杉の多くは、巨大な石を抱え込むような形で生息しているのが特徴で、南又谷地区の豊かな自然環境とあわせ他に類を見ない素晴らしい景観を作り出しています。
環境省が平成11・12年に行った巨樹・巨木調査では、洞杉は主幹の幹周が1,560cmあり、樹種別の巨木”杉単体”部門で新潟県の将軍杉(1,931cm)、鹿児島県の縄文杉(1,610cm)についで3番目の巨木となっています。