駒ヶ岳

 

駒ヶ岳は、魚津市と黒部市にまたがる飛騨山脈(北アルプス)立山連峰の北端に位置する標高2002.5mの山で、山頂から南東部が、中部山岳国立公園の特別地域、南斜面の一部が普通地域に指定されています。
山名の由来は、北駒ヶ岳の斜面に現れる駒(馬)の雪絵で、黒部川より東の黒部市宇奈月町の黒部川右岸、舟見台地からよく見えます。
2000mを越える高山ですが、麓から眺めると、前衛の僧ヶ岳の巨大な山容に隠されて、魚津市の平野部からほとんど見えません。
登山の対象としては積雪(残雪期)のみ登頂可能な山でありましたが、近年(2002年)に、僧ヶ岳山頂から尾根伝いに延びる登山道がつけられ、無雪期にも登れるようになりました。僧ヶ岳山頂より往復3~4時間ほど。