旧沢崎家住宅

 

<住所>
魚津市小川寺字天神山1070番地
<交通アクセス情報>
魚津ICより 車で15分
JR魚津駅より 車で15分

駐車場 あり
<市民バス>
天神ルート 魚津歴史民俗博物館前
<開催時期・時間>
4月1日~11月30日
9:00~17:00
(冬期間12月~3月休館)
片貝川上流の平沢に江戸時代後期(安政1854年~1860年)に建築されたもので、当時の新川地区山間部の代表的な民家です。江戸時代の一般的民家の形式を、ほとんど手を加えることない貴重な建築物です。
玄関より土間に入ると正面六間(約11m)、側面3.5間(約6m)の基礎建物で、中二階や屋根裏などは炭や薪の貯蔵に利用されていました。間取りは『オイ』と呼ばれる広間を中心に、上手(かみて)に座敷と寝室を置き、下手(しもて)が土間となる広間型の基本的な住宅で、大黒柱を含む6本の柱の上にヒラモ、ハリなどで頑丈に組み立てられています。天井には笹竹の竹すのこがもちいられており、奥の水屋へは谷川から清流を引き入れ、台所や風呂場用として使われていました。屋根は入母屋作りの茅葺きで、合掌はサス組になっています。