春の企画展…の裏方!

埼玉出身、飼育員2年目の渡辺です。

富山で迎える初めての冬も無事乗り越える事が出来ました。

周りの「今年は暖かい」、「雪が少ない」等の会話には驚きを隠せません(^ー^`; )

さて、魚津水族館では3月19日より、春の企画展「コイ展 ~春は恋の季節~」を開催しています。

オープンに向けて、水族館の裏側では飼育員達が各々の担当作業に取り組んで来ました!

僕の分担は水槽の他に、塗り絵用のイラスト等を描きました。

1458035028723水槽の背景作成中。色紙を切り貼りして切り絵風に。切り絵の心得は無いのですが、勢いで作ってみました(笑)

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そして、塗り絵の原画と解説パネルの制作風景。

塗り絵のコイは、かな~り描きこんでます。それもあり、完成した所でお腹いっぱいに…。

まだ自分では塗っていないのは内緒です。

しかし、自分が描いた絵がお客さんに塗られている光景はなんともいえない感じで、うれしいやら恥ずかしいやら不思議な気持ちです。

お客さんの塗りっぷりはどれも個性的!

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どんな作品が完成したのか、仕事終わりに眺めるのも楽しみの一つになりました。

塗り絵に自信のある方もそうでない方も、是非チャレンジしてみてください!

※コイ展は5月22日までの開催となります。

新人紹介

本日4月19日は何の日かご存知ですか?419(しいく)・・・そうです!飼育の日なんです!

ということで飼育の日にちなんで、今年度から魚津水族館に新しく仲間入りした3人の新人飼育員を紹介していきま~す(^^)/

名前、出身地、担当水槽、好きな生き物、飼育員としての意気込みの順で書いていきます!3人の写真は現在開催中の「コイ展~春は恋の季節~」のえさやりコーナー・塗り絵コーナー・記念写真コーナーで撮影しました!

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まずは3人の中で唯一の女性飼育員、西馬和沙(さいば かずさ)さん。

出身地:兵庫県、担当水槽:サンゴ礁コーナー・写真水槽など、好きな生き物:サンゴ・マツカサウオ

意気込み:体は小さいですが、人一倍動きまわってお客様に水族館の生き物について知ってもらえるよう頑張ります!

 

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続いて、濵田勝彦くん(はまだ かつひこ)くん。

出身地:愛媛県、担当水槽:ジャングルコーナー熱帯魚・円柱水槽など、好きな生き物:深海生物全般

意気込み:技術などはまだまだ先輩方に及びませんが、少しでも早く追いつけるように努力します。一人前の飼育員目指して頑張ります!

 

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最後に、平野大智くん(ひらの だいち)くん。

出身地:富山県、担当水槽:表層生物コーナー・アマモ水槽など、好きな生き物:スズキ・ゴマフアザラシ

意気込み:日々成長を続ける飼育員を目指して頑張ります!そして地元富山の魅力を多くのお客様に伝えていきます!

 

以上の3人が新しく仲間に加わり、今まで以上に魚津水族館を盛り上げていきますので、

みなさん、よろしくお願いします!!

大人も楽しめます!

現在開催中の企画展「コイ展~春は恋の季節~」には塗り絵コーナーがあり、自分だけのオリジナル鯉を描くことができます(^^)

「え~、塗り絵なんて子供っぽくてちょっとなぁ~」と思ったそこのあなた!

ちゃんと大人向けの塗り絵もあるんですよ

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鱗が細かくて超リアル!!(作:渡辺飼育員!)

難しそうですが塗ってみることにしました!イメージは鯉のぼり風の鯉です。

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どーん!!会場内には一緒に写真が撮れちゃう鯉のぼりも飾ってありますよ♪

塗り・・・塗り・・・そして完成!

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どうですか?鯉のぼりに見えますか?

塗り始めると夢中になってしまいました!そして楽しい!

みなさんも家族で、友達同士で、カップルで塗り絵を楽しんでくださいね(・∀・)

鯉のぼり!

やまよ~り~た~か~い~ こいの~ぼ~り~♪

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これは、先日から始まった春の特別展「コイ展 ~春は恋の季節~」で僕が担当した「鯉のぼりの歌に出てくるコイ水槽」の背景です。画用紙を切り貼りして作った、幅180㎝・高さ60㎝の大作です!

 

ここで、ぜひ注目してほしいこだわりポイントを紹介します。

ポールの上についているクルクル回る部分がうおすいマークになってます。

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そして、下の方に見えている山々は、魚津水族館から見える北アルプスです。毛勝山や剱岳などの形を忠実に再現しました。

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ところで、肝心の鯉のぼりなんですが、黒くて大きい真鯉(マゴイ)と赤くて中くらいの緋鯉(ヒゴイ)がありません。その鯉たちはどこにいったのでしょうか?

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水槽内を、おもし~ろ~そ~お~に~ およい~で~る~♪

婚姻色 いただきます!

平成28年3月19日より、

春の企画展 コイ展 ~春は恋の季節~

を開催しております。コチラ

 

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コイ展開催中~

恋とコイを掛けたダジャレですが、コイ科魚類の中でも春の繁殖に現れる婚姻色を見てもらいたい!

という思いを込めた展示です。

さて、先日、休日を利用して飼育員の草間くんと県西部の小矢部市にある

川魚料理「きぶね」さんへサクラウグイ料理を食べに行ってきました。

サクラウグイとは、春のサクラが咲く頃になると産卵期を迎えたウグイの体色が

桜色に色づくところからついた呼び名です。

小矢部川の春の味覚として親しまれるサクラウグイ料理ですが、

魚津水族館がある県東部ではウグイを食べる習慣がありません。

毎日のように見ているウグイですが、県東部出身の私はもちろん食べたことがありません。

というわけでここからは食レポです。

 

注文したのはもちろんコレ!

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田楽、お刺身、酢の物、からあげor甘露煮、ご飯と味噌汁とお漬物が付いて2300円

ウグイの定食です。

まず運ばれてきたのは田楽!

店主の中井さん曰く、活きのいいウグイを使っているからヒレが立ち、

皿上でひっくり返らないんだとか!

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確かにきれいに立ち上がり、皿の上を泳いでいるようです!

炭火で焼きあげられたウグイに生姜味噌でいただきます!この味噌がすごく美味!ごはんが進みます!

次に運ばれてきた甘露煮は、4時間じっくり煮込まれており骨まで軟らか。

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甘露煮

臭みもなくこれまたごはんが進みます。

 

から揚げ、酢の物、お刺身と続々と運ばれ、

お味噌汁もウグイのアラで出汁を取ったまさにウグイづくしでした☆

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から揚げ(二度揚げされているので骨までサックリ!!)

 

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酢の物(サッパリしていてこれまた美味)

 

なかでも、生姜醤油でいただくお刺身は身も柔かく甘味があり絶品でした☆

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お刺身(これが一番絶品でした☆)

ウグイはすべて中井さん自らが小矢部川の支流で投網を使って捕獲してくるそうです。

興奮しながら中井さんの話を聞いている僕らに対し、捕獲したウグイを泳がせている水槽や、焼き場などいろいろ見せていただきとてもよくしてもらいました(^^)

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きれいな水で泥抜き中~ 各サイズ泳いでいました!

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焼き場(炭火でじっくり。時間がかかるので事前予約するのがベスト!)

ウグイは5月中旬までいただけるそうです。

春はサクラウグイを食べに行くのが恒例になりそうです 笑

こんなところ工夫してます~掃除編~

前回の水槽編に引き続き掃除編です!

前回の水槽編はコチラ

育ち盛りのスッポンの赤ちゃんたちは餌をたくさん食べます。そしてその分たくさん出ます(笑)

汚れがたまると水質が悪くなるので、定期的に掃除をしますが、水換えも兼ねて汚れを吸い取る道具がコレ。

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サイフォンの原理で汚れを吸い取るスグレモノ!

でもスッポンの水槽には、ちとデカイ・・・。こんなの使ったら汚れを取る前に水がなくなってしまう(+_+)

なにか代わりになりそうな物ないかな~ってホームセンターをウロウロしてたら、

「いいもん見っけ♪」

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植物の肥料が入ったアンプル!ちょっと加工したら使えそう!

てなわけで、Let’s D.I.Y.!・・・そして完成!名付けて「バキューム泉プロトタイプ」

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じゃーん!ってアンプルの先と底をカッターで切って、先にチューブをくっつけただけですが(笑)

   

さっきのものと比べるとかなりコンパクトになりました!

さっそく使ってみると、

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うひょー!予想以上の出来!汚れが吸い取れて気持ちいい(^^)

素晴らしいものができて大満足!

自分たちが使いやすいように、こうやって道具を手作りしてるものも多いんですよ!

以上、掃除編でした!

バッカルコーン

先週からクリオネを展示しています。

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クリオネという呼び名は俗称で、正式な名前はハダカカメガイといいます。でも、クリオネという呼び名の方が有名になってしまい、ハダカカメガイといっても誰もピンとこないので、ここでもクリオネと書かせてもらいます。

クリオネは一生海中を漂いながら生活する貝の仲間です。パタパタと羽ばたきながら泳ぐ姿が可愛くて癒されます。長時間見ていても飽きません。

でも、気になるのはエサを食べるシーン。クリオネは、同じように泳ぎながら生活をしているミジンウキマイマイという巻貝を食べます。テレビなどで映像を見たことがある人も多いと思いますが、エサを食べるときは普段の可愛らしい姿が豹変します。頭の部分から6本のバッカルコーンと呼ばれる触手を出して、ミジンウキマイマイを捕まえるんです。

その衝撃的な姿を見てみたいのですが、ミジンウキマイマイを手に入れることができないので、無理だろうと諦めていました。

 

ところが・・・

 

先日、斎藤さんと大原さんと三人でクリオネを見ていたら、なんと、バッカルコーンを出した個体がいたんです!二人がすぐ隣にいるのに、思わず「バッカルコーン出とるー!」って大声で叫んじゃいました。二人はびっくりしたと思います。ごめんなさい。

その後、バッカルコーンの写真を撮りたくて粘ってみました。粘ったかいがあり、何とか証拠写真を撮ることができたので御覧下さい。

頭から出ている長い6本がバッカルコーンです。両端の短い2本は触角です。

頭から出ている長い6本がバッカルコーンです。両端の短い2本は触角です。

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結局、なぜバッカルコーンを出したのかは不明ですが、エサが無くても稀にバッカルコーンを出すことは分かりました。

バッカルコーンを見たい!というマニアックな方は水槽前で少し粘ってみてはいかがでしょうか?

アクリルパッカーン事件

今を遡ること2週間前、富山の河川コーナーの水槽のアクリル面にパッカーンと亀裂が入ってしまう事件が起きました。

上から見るとパックリ!

アクリル面に亀裂!

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上から見るとパックリ!

幸いすぐに気がついたので、そこまで水浸しになることもなく、とりあえず魚たちもみんな無事で一安心(- -;)

しかし、この亀裂を直さないことには魚を入れることができない…ということで、急遽展示水槽の魚たちは、バックヤードの予備槽へお引っ越しとなりました。

魚たちを救出~

魚たちを救出~

ちょっと狭いけど、しばらくここで我慢してね。

ちょっと狭いけど、しばらくここで我慢してね。

住み慣れた環境のお気に入りだった場所が無くなってしまったため、落ち着かないアユカケやカンキョウカジカたち…。パイプを入れてやると、とりあえずその中入って身を隠しました(^_^;)

なにかに隠れないと落ち着かないアユカケ君。

なにかに隠れないと落ち着かないアユカケ君。

水槽の修理にはしばらく時間がかかるということで、水槽内はほぼ空っぽに…なんか寂しい…(-_-)

空っぽの水槽

空っぽの水槽

しかし、そんな工事もようやく終わり、今日から富山河川コーナーの中流・下流水槽の展示を再開しました!

やっぱり広い水槽で泳ぐ淡水魚はキレイですね~(^^)

水槽復活!

水槽復活!

ちなみに、富山河川の上流の魚であるヤマメとニッコウイワナも新しく搬入しました!ぜひ見に来て下さいねー(・∀・)/

 

工事期間中、魚を見ることができなかったお客様にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

今年もブリ搬入しました!!!

休館中の2月18日、富山湾大水槽に50匹のブリを搬入しました(*^^)

 

搬入という言葉を聞くとただ運んで水槽に入れるだけだと思われがちですが、ブリの搬入はすごーーーーーーーーーく大変なんです!!

 

まず、役割分担があります。

トラックの生簀に入っているブリを掬いだす人、それを階段を登って1階から3階まで運ぶ人、運ばれてきたブリを淡水につけて寄生虫を駆除する人、そのブリを水槽にいれる人。

 

 

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冷たい水の中で寄生虫を駆除する様子。

私は階段でブリを運ぶ係をしました。50匹を3人で運んだので約17往復!!

終わった頃にはヘトヘトになりすぎて「5歳老けたね(笑)」と言われました。

でも!!!!!良いダイエットになったとポジティブにとらえてます♪

 

実は、皆が頑張っている姿をたくさん撮影する予定でカメラを持っていたのですが、階段の上り下りで精一杯でポケットからだす余裕すらありませんでした。

 

 

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ということで搬入の後、水槽内を元気に泳いでいるブリの写真を載せます!

うおすい公式のインスタグラムには動画も載せています。でも魚津水族館まで実物を見に来てもらえると嬉しいです\(^o^)/

こんなところ工夫してます~水槽編~

先月からニホンスッポンの赤ちゃんを展示しています!

今ではうおすいの人気者に♪

今ではうおすいの人気者に♪  

スッポンは普段水中で生活していますが、病気予防や体温調節のため、甲羅干し(日光浴)をすることがあり、ときどき陸に上がります。

赤ちゃんももちろん甲羅干しをするので、水槽内には陸場を設置してあります。

スッポン水槽

この陸場にはちょっとした工夫が・・・

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ご覧の通り、表面に人工芝を敷いています。こうすることでスッポンの体が濡れていても、芝の間に水が流れていき、体が乾きやすくなるのです(^^)v

さらに!少しだけ水中に芝が入っていることで陸場に上がりやすくなっているんですよ!

気持ち良さそうに甲羅干し♪

気持ち良さそうに甲羅干し♪

以上、こんなところ工夫してます~水槽編~でした。

次回は~掃除編~をお送りします。

お楽しみに!