月別アーカイブ: 2015年3月

朝と昼の違い

昨日のひとりごとの補足です。

昼間の富山湾大水槽を撮影してきました。見比べてみましょう。

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<昼間の大水槽>

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<早朝の大水槽>

開館中は天井の照明と水槽の上についている照明が点灯しているため、水槽内がちょっと黄色っぽく見えます。また、後ろには表層生物コーナーの水槽が丸見えになっていますね。

 

 

そして、昨日載せたトンネルの上を泳いでいるブリの写真は、立ったままだと群全体が入りきらなかったので、このような姿勢で撮影しました。

再現画像です。

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お客様がいない時間だからできる姿勢です・・・。

好きな時間帯

朝。

水族館が開館する前。

電気が付く前。

まだ薄暗い富山湾大水槽。

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天窓からの光がぼんやりと照らす。

淡い水色に。

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             トンネルの上で輪を描くブリ

 

 

魚たちは水色の中を普段よりもゆったりと泳ぐ。

 

そんな魚たちをただ眺める。

仕事前の至福のひと時。

ドチザメ水槽、リニューアル!

飼育員のカメラでも紹介しましたが、ドチザメ水槽が新しくなりました!水槽の台が低くなったので、小さなお子様や車イスの方も見やすくなっています!

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こんなふうに水槽を覗くと…

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正面顔を間近で見る事ができます!!口の中に並ぶ鋭い歯を観察できるので、みなさんぜひ見に来て下さい!(^v^)次回はドチザメのお引っ越しについて書きたいと思います!お楽しみに!!

 

 

祝!誕生!

 3月19日の21時41分、ゴマフアザラシのまちこが赤ちゃんを出産しました\(・∀・)/

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 赤ちゃんは、体重6.5㎏、全長80㎝です。当館では、実に24年ぶりの赤ちゃん誕生です!

まちこの仔ということなので、私の独断でとりあえず「まちっこ」と名付けました♪決定ではないですよ(笑)仮の名前です。

「まちこ」と「まちっこ」…、なんか似てるから変えてよ~と若干の苦情はありましたが、イントネーションが違うので許して下さい。

まちっこは現在、母親のまちこと一緒にステージで過ごしています。親子の姿は、覗き窓から見ることができますよ。

saito小さいですが、この2つの窓から覗けます!

 皆さんぜひ、産まれたてホヤホヤの愛くるしいまちっこに会いに来てください(^0^)/

IMG_1816出産お疲れさま!まちこ

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 日向ぼっこ中のまちっこ

 ※現在、母仔獣は大変デリケートな時期です。場合によっては赤ちゃんが見えづらかったり、展示を中止する場合もございますので、予めご了承ください。

舞 ブーム

3年ほど前からトンボにハマっております。

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数々の標本☆

現在もバックヤードでは、多くのヤゴたちを飼育しています。

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ヤゴの飼育場

目的は、ヤゴがどんなトンボに変身するかを見比べることです。(こんな感じ)

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2013年7月13日に羽化したオオルリボシヤンマ

インスタ(飼育員のカメラ)でもお知らせしましたが、

2015年3月17日、ダビドサナエのメスがひとあし早く羽化しました!

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キラーーン★☆

しかーし!

たくさん飼育していると

最盛期には何個体ものヤゴがいっせいに羽化して、

どの抜け殻がどのトンボか分からなくなってまうこともしばしば(汗)

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2014年4月29日、2個体同時羽化の様子

そこで!!!

100円ショップでこんなものを発見!

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ランドリィボックス~

プラケースにこいつをかぶせれば、飛行防止効果バツグンです!

これで抜け殻の主がわからなくなることはありません。

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バッチリ☆

みなさんも羽化させる際はぜひ使ってみてください(笑)

(3月18日現在もダビド1個体羽化しました!飼育員のカメラで見てね)

妖精のような幼生

田んぼの生物多様性コーナーで展示中のアカハライモリが、1月中旬から産卵していたのですが、

無事にフ化しました!

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卵は1つずつ、丁寧に葉っぱなどに包んで産み付けられます。

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フ化直前の卵。もう体ができていて、目が確認できます。

卵は約3~4週間でフ化します。(水温17℃)

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フ化直後の幼生。成体とは全然違い、お腹も赤くありません。大きさは1cmほどでとても小さいです。

現在、この小さな幼生を展示しています。愛らしい姿をじっくり観察してください!

水槽内に春の訪れ

 待ちに待った季節になりました(・∀・)春といえば、トミヨ属淡水型の繁殖期!!水槽内にも恋の季節が到来です♪

 トミヨ属淡水型などのトゲウオ科の魚は、鳥のように「巣作り」をする変わった習性があります。オスは繁殖期になると、水草の破片などを集めて3~4㎝ほどの樽型の巣を作ります。メスはその巣の中に卵を生みつけるとどこかに行ってしまうのですが、オスは卵がふ化するまでヒレや口を使って卵に新鮮な水を送り、卵から孵化した後も仔魚が巣立つまで保護をするんです。

 当館の水槽内でも、働き者のオスたちが水槽内のいろんなところに巣を作っています!

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真ん中の丸い水草の塊が巣。

 立派な巣です!

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別のところにも新たな巣が!

 こっちはもうすぐ完成といったところでしょうか。

 そこで、すでに完成してる巣の中をちょっと覗かせてもらうと・・・

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!?

 巣内には生みたてホヤホヤの卵が!!!\(・∀・)/ヤッター♪

 しばらく見ていると、せっせと卵の世話をするオスの姿を確認できました。

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オス「元気に育て~♪」

 こういう場面はいつ見ても感動します(;;)がんばれお父さん!

祝 北陸新幹線開業

かねてより、富山の人たち
が、待ち望んでいた北陸新幹線がついに
やって
きました。

はやく、新幹線を見たいと思った僕は、半年
くらい前から写真を撮影する場所の下見をしていまし
た。でも、いつも天気が悪く、なかなかいい写真を撮ることができな
かったのです。

ついに、最新鋭新幹線W7系をカメラに収め
ることができました。新幹線が速す
ぎて、少しぶれていますが、まあヨシとしておきます。

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※文章が少し変だと思った方は、一番左側の文字を縦に読んでください。

トワイライト

 大阪から札幌を結ぶ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の運行が終了しました。

 僕にとってはいつか乗ってみたい憧れの列車だったので、水族館の裏を通る姿を飼育員室から、たまに眺めていました。結局、一度も乗る機会はありませんでしたが、その最後の雄姿を写真に収めてきました。

kimura566      <3月12日(下り最終便)早月川の鉄橋を渡るトワイライトエクスプレス>

 ところで、トワイライトとは日の出前や日没後の「薄明かり」のことです。海の中にもトワイライトゾーンと呼ばれる場所があります。一般的に水深200以深の光が僅かに届く場所を指します。 トワイライトエクスプレスはもう見ることができませんが、富山湾のトワイライトゾーンに棲む生き物たちは深海の生物コーナーでいつでも見れますよ!
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            <トワイライトの世界に棲む者たち>

 ちなみに、明日から展示が始まるホタルイカも、昼間はトワイライトゾーンで生活しています。実物の発光はすごいですよ!ぜひ見に来てください!
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              <ぼんやりと光るホタルイカ>

柔らカイ

ホームページが新しくなり、飼育係のひとりごとも新しくなりました!最初にどの生き物を紹介しようか迷ったのですが、「やっぱり自分のお気に入りの生物にしよう!」ってことで、まずはこの写真をご覧ください。

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美味しそうなお饅頭。

ではありません!

サラサベッコウタマガイという深海に生息する巻貝の仲間です。写真で見えている部分は貝殻ではなく全て体です。体は寒天質で柔らかく、プルンプルンです。あまりいい例えが出てこないのですが、ミズクラゲよりも断然柔らかいです。

貝殻はどこにあるかというと、この軟体の中に埋没しています。そうそう‘埋没’で思い出しましたが、魚津埋没林博物館が3月20日にリニューアルオープンします。詳しくは埋没林博物館のホームページをご覧ください。一番下にリンクがあります。

話が脱線したので戻ります。取り出した殻はコチラ。

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アワビのような形をしていて、巻貝であることが分かると思いますが、特筆すべきはその薄さと柔らかさです。文章で説明するよりも写真を見せた方が伝わると思います。

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この透明感や手触りは、まるでソフトコンタクトレンズです。なんとなく想像できましたか?こんなにも柔らかい体で、敵に襲われないのか?そもそも、どのような暮らしをしているのか?謎だらけの生き物なので興味は尽きません。

いつか“魚津水族館名物 サラサベッコウタマガイ饅頭”を商品化できたらいいな~って密かに企んでいます。そのために、まずは知名度向上ということで、皆さんサラサベッコウタマガイを覚えていただけたでしょうか?

以上、マイナー貝シリーズ第九弾でした!