ハマサンゴ |
丸い塊から煙突のようなものがいくつか飛び出ています。それを拡大してみると先端に何かいます。
ここにはカンザシゴカイの仲間が棲んでいます。
カンザシゴカイはハマサンゴの中に筒状の巣(棲管:せいかん)を作りその中に身を潜めているのですが、
ハマサンゴが成長すると入り口がふさがれてしまうので、
サンゴに覆われる前に巣を延長します。その周りをサンゴが覆い…巣を伸ばし…サンゴが…以下繰り返し。
このようにして‘煙突’は今も伸び続けているのです。
ところで、昔はどんな形をしていたのか気になったので、以前撮影した写真を探してみました。
2011年7月 煙突なし |
2012年11月 右側に煙突の根元ができてる? |
2年で一気に伸びたんですね。さてさて、これからどこまで伸びるのか観察を続けます!