月別アーカイブ: 2014年9月

伸びる煙突

サンゴ礁コーナーにちょっと変わった形のサンゴがいます。

ハマサンゴ

丸い塊から煙突のようなものがいくつか飛び出ています。それを拡大してみると先端に何かいます。

ここにはカンザシゴカイの仲間が棲んでいます。

カンザシゴカイはハマサンゴの中に筒状の巣(棲管:せいかん)を作りその中に身を潜めているのですが、

ハマサンゴが成長すると入り口がふさがれてしまうので、

サンゴに覆われる前に巣を延長します。その周りをサンゴが覆い…巣を伸ばし…サンゴが…以下繰り返し。

このようにして‘煙突’は今も伸び続けているのです。

ところで、昔はどんな形をしていたのか気になったので、以前撮影した写真を探してみました。

2011年7月 煙突なし

2012年11月 右側に煙突の根元ができてる?

2年で一気に伸びたんですね。さてさて、これからどこまで伸びるのか観察を続けます!

大きくなったよ!

 今を遡ること5カ月前、富山の河川コーナーで展示中のウグイが水槽内で産卵しました!

こちらがウグイ

卵を回収して見守ること数日、可愛い赤ちゃんが大量に生まれましたよ~♪

卵は直径1.8~2.0㎜ほど

 

生まれたときはこんな姿!(全長約6.5㎜)

ウグイの赤ちゃんは、はじめお腹にある卵黄の栄養を吸収しながら成長し、

生まれて20日ほど経つとようやくエサを食べ始めます(水温14~15℃の場合)。

ふ化後20日目。ようやく魚らしい姿に

 

3か月後、こんなにウグイらしくなりました!

現在、ウグイの子どもたちは、すさまじい食欲でグングン成長中です!

富山の河川コーナーにて展示中ですよ(・∀・)/

ヤモリもやってきた

朝、館内の掃除をしていたスタッフから「こんなのおった」とビニール袋を受け取りました。中を見てみると…

ニホンヤモリが一匹入っていました。

ニホンヤモリはバックヤードで2匹飼育しているので、そいつらが脱走したのか?

と思って確認しに行くと、2匹共ちゃんとケースの中にいました。

だからこの個体は外から入ってきた野生個体のようです。

写真撮影と大きさを測定した後、外に逃がしてあげました。

ちなみに、ニホンヤモリは現在展示していませんが、

ジャングルコーナーでは東南アジアに生息するトッケイという大きなヤモリの仲間を展示しています。

トッケイ

トッケイは体の模様がとてもキレイですが、

僕はどちらかというと渋い色合いのニホンヤモリの方が好きです…。

ニホンヤモリ

ヘビがやってきた

館内にヘビが出た!
との連絡を受けて駆けつけてみると、小さなアオダイショウがドアにへばりついていました。

まだ子供で、とてもかわいい顔をしています。

とってもおとなしくてすぐに捕まえることができたので、大きな騒ぎにならずに済みました。

このヘビは外に逃がしてあげたので皆さんにお見せすることはできませんが、

アオダイショウに興味がある人は水族館の展示に大きな個体がいるので代わりにこちらを見てください。

田んぼの生物多様性コーナーの隠れた人気者(?) (脱皮直前のため目が白い)

<おまけ>

ちょうど隣でアザラシがお食事中だったので、コラボしてみました。

アオダイショウとゴマフアザラシが自然界で出会うことはまずないでしょう。

クウのハイジャンプ

まちこ「わたしお腹空いてるんだから!そんなものに構ってらんないのよね!」

鬼の巣窟へ

むか~し、むかし(2012年の春)ある港に、キムはクラゲを探しに行きました。
すると小さな魚が水面近くをドンブラコと流れてきた(泳いできた)ので、すくいました。

2012年春:大きさ約2cm

この時は、なんという種類の魚か分からず、育ててみることにしました。

・・・それから月日は流れ・・・

その小魚はいつしか立派なムラソイになりました。

ムラソイは海岸の生物コーナーの水槽で、

キムの愛情をたっぷりと受けながらぬくぬくと暮らしていましたが、ついに旅立ちの時がやってきました。

2014年夏:大きさ約15cm

ムラソイは鬼のすむ鬼ヶ島に・・・ではなく、

鬼オコゼたちがすむ表層生物コーナーの6番目の水槽に行かなくてはならないのです…。

この水槽に仲間入り

この水槽はオニオコゼ以外にもハタの仲間やカサゴなど大食いの魚たちがひしめき合っていて、

エサの時間にはいつも凄まじいエサ争奪戦が繰り広げられます。

今まで目の前にエサが必ず落ちてくる環境で

のんびりと暮らしてきたムラソイをこの激戦区に入れるのはかなり心配ですが、

頑張ってエサを食べてさらに大きく成長してくれることを願っています。

※エサをあげる際は、同時に色々な場所にエサを落としたり、早く下に落ちるように水流にエサをのせたり、

棒にエサをつけて個別に与えたり、全ての魚がエサを食べられるように工夫と努力をしています。

結果発表

「正面顔がかわいい魚グランプリ」の結果発表です。4位以下は省略して、上位3種を発表します。

それでは第3位

ラビドクロミス・カエルレウス

やっぱり全身が黄色というところがポイントのようです。

続いて第2位

ナマズ

正面顔は笑っているように見えるので人気が集まったようです。

それではそれでは、気になる第1位は・・・

ドドドドドドド ドン

コンペイトウ

やっぱり誰が見てもかわいいので、一位になるのは当然ですね。

入賞した魚たちには、賞品として美味しいエサが担当者から贈呈されることでしょう。

SKSグランプリ!

勝手に開催!

正面顔が可愛い魚グランプリ!パチパチパチ…

飼育員が、正面顔が可愛いと思っている魚の中で1番を決めちゃおー!

というこの企画。

飼育員全員にお勧めの魚をエントリーしてもらい、水族館スタッフに投票してもらいました。

なお、投票に使用した写真は全て木村が撮影しています

(業務連絡:写真の写りが悪いとかそーゆーたぐいの苦情は受け付けません!!)。

それでは、さっそくいってみましょー!!!

エントリーNo.1 タコつぼに入ってる‘アオハタ’

伏谷さん推薦 展示場所:表層生物コーナー&富山湾大水槽

エントリーNo.2 溜池の主‘ナマズ’

草間さん推薦 展示場所:田んぼの生物多様性コーナー

エントリーNo.3 おちょぼ口が可愛い‘トミヨ属淡水型’

斎藤さん推薦 展示場所:富山の河川コーナー

エントリーNo.4 丸っこい頭をなでなでしたい‘ヤマトコブシカジカ’

木村推薦 展示場所:深海生物コーナー

エントリーNo.5 アヒル口が素敵な‘ネズミゴチ’

泉さん推薦 展示場所:アマモ場コーナー

エントリーNo.6 黄色い姿が目を引く‘ラビドクロミス・カエルレウス’

垣さん推薦 展示場所:キッズコーナー

エントリーNo.7 今回のダークホース(ウマだけに)‘ウマヅラハギ’

大原さん推薦 展示場所:円柱水槽&実験水槽

主催者特別推薦 反則疑惑あり?‘コンペイトウ’

展示場所:富山湾のトピックスコーナー

以上8種類の魚がエントリーしました。

さてさて、気になる結果は次回発表しまーす!お楽しみにー。