カテゴリー別アーカイブ: 無脊椎動物

リンカーン水槽

変なあだ名の水槽展示が始まりました。特別展ではありません。海岸の生物コーナーの常設展示です。

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この水槽でワラワラとうごめいているのはハナムシロガイです。
長らくトピックスコーナーのわき役だったのですが、ついに、この貝のための水槽と解説を用意しました!
こんな地味な貝のために水槽を1つ使う水族館が他にあるでしょうか?

不破さんと草間さんからは「海岸の生物コーナーじゃなくてバックヤードの趣味コーナーでやればいいじゃん。」「これは、キムのキムによるキムのための水槽だね。」と言われちゃいました。

そんなことはありません!

これは「キムの趣味によるお客様のための水槽」です!
結局、趣味かーい!!

マダコの成長

海岸のマンション水槽でマダコ展示しました!早くも子供たちの人気者になっています。

しかし、担当の木村は大きな不安を抱えています。

マダコの寿命はいろいろな説があり、1~2年だといわれてるのですが、このマダコが水族館にやってきたのは2014年1月29日なのです。

あれっ?すでに1年以上飼育してますけど・・・。 少しでも長生きをしてもらえるよう大切に育てます!

水族館にやってきた時の懐かしい写真が残っていました。

右側の個体です

いや~

こんなに小っさかったのに、ほんと大きくなったな~(しみじみ)。

将軍

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新種のヤドカリか!? と、一瞬思ってしまうこの生き物は、お正月特別展示「紅白エビ合戦」で展示中のショウグンエビです。

エビといってもザリガニに近い仲間です。ショウグンエビは普段岩穴の中などで生活しているので、この水槽でもいつも貝の穴に入っています。

ちなみに、入っている貝殻はオオナルトボラです。この貝から顔をのぞかせている姿がとにかく可愛いいので、キムのお気に入りです!

「紅白エビ合戦」では一番めでたいエビの投票を受け付けているので、まだ投票していない人はぜひお願いします。

<おまけ>
エサの気配を感じると、サササッと出てきてエサを探し回ります。

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「将軍様のおでましじゃ!」

 

 

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「エサはどこじゃ?」

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「こっちかな?」

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「あっちかいな?」

 

 

 

ヒツジ年

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年も、魚津水族館と飼育員のひとりごとをよろしくお願いいたします。

 

さてさて、2015年の干支はヒツジですね。

館内でヒツジに関係のある生き物を探してみました。

 

まずは富山の河川コーナーに生えている…

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ヤマヤブソテツ(シダ類)

シダは漢字で書くと「歯」と書きます。

ついでに富山湾のトピックスコーナーには…

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ニッポンウミシダ(日本海歯)がいます。

 

次はちょっと視点を変えて、

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波の水槽のマアジの群れ

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富山湾大水槽のブリの群れ

どこがヒツジかというと…「群」という字の中にちゃんとヒツジがいるじゃなですか!

さらに表層生物コーナーでは

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ホウボウが鮮やかなヒレを広げて美しく泳いでいます。

…もちろん、ヒツジがいるのは「鮮」と「美」の中ですよ。

他にも「羊」が当てはまる生き物はたくさんいるので、探してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

伸びる煙突

サンゴ礁コーナーにちょっと変わった形のサンゴがいます。

ハマサンゴ

丸い塊から煙突のようなものがいくつか飛び出ています。それを拡大してみると先端に何かいます。

ここにはカンザシゴカイの仲間が棲んでいます。

カンザシゴカイはハマサンゴの中に筒状の巣(棲管:せいかん)を作りその中に身を潜めているのですが、

ハマサンゴが成長すると入り口がふさがれてしまうので、

サンゴに覆われる前に巣を延長します。その周りをサンゴが覆い…巣を伸ばし…サンゴが…以下繰り返し。

このようにして‘煙突’は今も伸び続けているのです。

ところで、昔はどんな形をしていたのか気になったので、以前撮影した写真を探してみました。

2011年7月 煙突なし

2012年11月 右側に煙突の根元ができてる?

2年で一気に伸びたんですね。さてさて、これからどこまで伸びるのか観察を続けます!

夏バテ知らず

8月になり毎日暑い日々が続いていますが、みなさん夏バテになっていませんか?

そんな暑い中でも夏の特別展「みんなの家展」で展示中のニシキテッポウエビは、

せっせと巣穴作りに励んでいます!

毎日少しずつ巣穴の形が変わっていくのでずっと見ていても飽きません!
みなさんも水族館に涼みに来てニシキテッポウエビの働きぶりを見てください!

働き者のテッポウエビの裏で飼育員が1名夏バテになっております・・・(笑)

新種発見??

水槽のガラスにくっついている変な生き物を見つけました。

なんか姿・形・動きがナマコっぽい。

でもこんなナマコ見たこと無いし…。

もしや、新種のナマコか!?

ガラスにくっついている下側しか見えないので、水槽から取り出して上側を見てみました。

よ~く観察してみると、その正体が判明しました。

ナマコではなく、ヤツデヒトデでした。

ヤツデヒトデ

ヤツデヒトデの腕が一本切れて、そこから他の腕が再生している途中のようです。

すごい発見かもしれないとテンション上がっていたのに、

ごく普通に見られる種類のヒトデだったのでガックリです。

それにしても、ヒトデの仲間は生命力が強いことは有名ですが、腕一本でも生きているなんて本当に驚きですね。

ファインディング カニダマシ

「イエー!みんなの家展」で人気の生物といえば、こちら↓

カクレクマノミです。

某アニメ映画のおかげで、たいていの人は水槽を見ると「ニモだ!」と言います(笑)。

カクレクマノミも確かに可愛いですが、個人的には同居しているこの生き物もとても可愛いと思います。

アカホシカニダマシです

割とシャイな性格でたまにしか見やすい位置には出てきていませんが、羽根状の顎脚(がっきゃく)をワッサ ワッサと動かしてエサを集める様子は必見です!

ぜひ探してください。
ちなみに、アカホシカニダマシは見た目がカニっぽいですが、よく見ると脚が三対しかないので、カニダマシというグループに属します。

分類学的にみるとカニダマシは、カニよりもヤドカリに近い仲間になります。

<おまけ>
ほとんどの人は気が付かないですが、実は水槽の手前にドリーもいます!

…消しゴムですけど(笑)

15種類目

最近ヤドカリの話題が多いですが、さらにヤドカリネタを追加します。

深海生物コーナーにヤドカリを新たにもう一種類展示しました!

ラスバンホンヤドカリです。これで現在魚津水族館で展示しているヤドカリは15種類になりました。
このヤドカリはおそらくラスバンだとは思っていましたが、

その確証が得られなかったので、半年ほどバックヤードで飼育していました。

ところが、最近発売されたヤドカリの図鑑を見てラスバンであることを確認できたので、

ようやくデビューさせることができました。

ちなみに深海に生息するヤドカリなので、入っているのは深海に生息するツバイの貝殻です。

深海生物コーナーのトヤマエビやゴトウヤドカリの水槽にいるので探してみてください。

登るの大好き♪

夏の特別展「イエー!みんなの家展」で展示しているオカヤドカリが子どもたちに大人気です!

手作り感満載オカヤドタワー

私が作ったタワーにたくさんのオカヤドが登ってくれているのですが、

高い所が好きみたいで頂上はいつも混みあっています。

「一番上に行きたーい!」

そしてタワーの後ろに行けば、こんな感じにオカヤドと一緒に写真を撮ることが出来ます。

夏の思い出に、ぜひ記念撮影してくださいね!