カテゴリー別アーカイブ: 海水魚

ダイバーズ増員に向けて(^^♪

4月から飼育員が増え、新人の福原君と渡辺君がうおすいダイバーズに加入予定です!

今はデビューに向けて特訓をしています\(^o^)/

練習開始しまーす!準備ばっちり!!

練習開始しまーす!準備ばっちり!!

ちなみにこの日は福原君の練習でした。普通に泳ぐだけではなく、手を振ったり後ろ向きに泳いだりしなくてはいけないので大変なんです(>_<)

 

一生懸命泳いでいます!

一生懸命泳いでいます!

現在は私、のぞみーるとじゅりー2人でダイバーショーをしています。新加入の2人は男性なのできっと力強い泳ぎでショーをしてくれることでしょう!!皆さん楽しみにしていてくださいね♪

 

頭骨の形

kimura570

これ何の骨か分かりますか?

 

正解はクモウツボという魚の頭部の骨です。

在りし日のクモちゃん

在りし日のクモちゃん

みんなが可愛がっていたクモウツボが、残念ながら☆になってしまったので、その頭骨を標本にしました。でも、骨の形がなんか変です。生きていた時に比べて明らかに細い頭骨です。

普通の魚は骨になっても輪郭はあまり変わりません。極端な例ですがマツカサウオの頭骨はこんな感じで、生きている時とほぼ同じ外見です。

マツカサウオ

マツカサウオ

マツカサウオの頭骨

マツカサウオの頭骨

クモウツボの頭骨の写真を、標本にする直前の写真に重ね合わせてみました。

眼と上顎を合わせてあります

眼と上顎を合わせてあります

下顎は標本にした際に大きく開いてしまったので、はみ出ていますが、注目すべきは頭の上です。赤丸で囲んだところにまったく骨が無く、この部分は全て筋肉が詰まっていたのです。標本を作っている時に筋肉などを取り除いていたら、骨が無くてびっくりしました。今まで魚の標本を何種類も作ってきましたが、外見と骨の形のギャップはクモウツボが一番だと思います。

産卵

春は多くの生き物にとって繁殖の季節。この前、斎藤さんが書いていたトミヨ属淡水型やゴマフアザラシのように、水族館で飼育している生き物も、ちゃんと季節の変化を感じているようで、春には求愛や産卵などがよく見られます。ここで最近見られた繁殖行動の一部を紹介します!

泉さんも紹介していたアカハライモリ。まだまだ水槽内で求愛行動や産卵が見られます。

kimura575

 

アシナガスジエビがお腹に黄色い卵を抱えています。

kimura576

 

かなり見にくいですが、床に産み付けられている黄色い粒々がヤマトコブシカジカの卵です。

kimura577

 

深海生物コーナーの予備槽内でボウズイカが産卵しました。

kimura578

 

そうそう忘れちゃいけないのがホタルイカ。展示水槽でもよ~く目を凝らせば透明な卵が浮かんでいるのが見えます。

kimura579

 

 

アカスジモエビ(アカシマシラヒゲエビ)も水色の卵を抱いてます。

kimura580

 

サンゴの枝にキイロサンゴハゼが産卵して親が守っています。

kimura581

アカスジモエビとキイロサンゴハゼは春以外の季節にも産卵します。

 

自然界ではめったに見ることができないシーンを観察できるのが水族館のいいところですよね!皆さんも生き物をじっくりと観察してみてください。卵を産む瞬間など、感動的な場面を見れるかもしれませんよ!

ドチザメお引っ越し編!

今回は3月22日のひとりごとで宣言したドチザメのお引っ越しについてです!(^v^)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まず初めに、予備槽に入っている3匹のドチザメを1匹ずつ魚運搬用の担架でとりあげます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この担架は袋状に繋がっているので、魚を水ごと乗せることができます。これを使えば大型の魚を運ぶ際、傷を最小限に抑えることができます。上の方には余分な水を捨てるための穴が開いています。水が多すぎると持ちあげれないですからね(笑)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ドチザメを入れた担架を台車に乗せて水槽まで運びます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ほ~ら、新しい水槽だぞ~!」

 

暴れないようにゆっくり担架を沈めて、水槽の中でドチザメを放します。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ん?ここはどこだ?」

これを3回繰り返して、やっとお引っ越し完了です!\(^o^)/

シロウ

 サブロウ、シロウ、ヤセサブロウ。

 いったいどんな兄弟かと思いますよね? 

 実はみんな魚の名前なんです。

 このうちの一種シロウを展示しました。

kimura569

<どうも、シロウです。>

 シロウは富山では珍しい魚です。僕は富山では初めて見る魚なのでテンション上がっています。ゴツゴツした体にぎょろっとした眼、まるで爬虫類みたいでかっちょいいです!富山湾のトピックスコーナーで展示しているのでぜひ見てください!

 

 ちなみに、日本にはシチロウウオという魚もいて、外国にはハチロウという魚もいるらしいです。でもイチロウ,ジロウ,ゴロウ,ロクロウという魚はいません。どうして3・4と7・8だけ名前がついたんですかね?

 ※生物の状態により展示を変更することがあります。

 

朝と昼の違い

昨日のひとりごとの補足です。

昼間の富山湾大水槽を撮影してきました。見比べてみましょう。

kimura563

<昼間の大水槽>

kimura561 - コピー

<早朝の大水槽>

開館中は天井の照明と水槽の上についている照明が点灯しているため、水槽内がちょっと黄色っぽく見えます。また、後ろには表層生物コーナーの水槽が丸見えになっていますね。

 

 

そして、昨日載せたトンネルの上を泳いでいるブリの写真は、立ったままだと群全体が入りきらなかったので、このような姿勢で撮影しました。

再現画像です。

kimura564

お客様がいない時間だからできる姿勢です・・・。

好きな時間帯

朝。

水族館が開館する前。

電気が付く前。

まだ薄暗い富山湾大水槽。

 kimura561

天窓からの光がぼんやりと照らす。

淡い水色に。

kimura562

             トンネルの上で輪を描くブリ

 

 

魚たちは水色の中を普段よりもゆったりと泳ぐ。

 

そんな魚たちをただ眺める。

仕事前の至福のひと時。

ドチザメ水槽、リニューアル!

飼育員のカメラでも紹介しましたが、ドチザメ水槽が新しくなりました!水槽の台が低くなったので、小さなお子様や車イスの方も見やすくなっています!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こんなふうに水槽を覗くと…

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

正面顔を間近で見る事ができます!!口の中に並ぶ鋭い歯を観察できるので、みなさんぜひ見に来て下さい!(^v^)次回はドチザメのお引っ越しについて書きたいと思います!お楽しみに!!

 

 

トワイライト

 大阪から札幌を結ぶ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の運行が終了しました。

 僕にとってはいつか乗ってみたい憧れの列車だったので、水族館の裏を通る姿を飼育員室から、たまに眺めていました。結局、一度も乗る機会はありませんでしたが、その最後の雄姿を写真に収めてきました。

kimura566      <3月12日(下り最終便)早月川の鉄橋を渡るトワイライトエクスプレス>

 ところで、トワイライトとは日の出前や日没後の「薄明かり」のことです。海の中にもトワイライトゾーンと呼ばれる場所があります。一般的に水深200以深の光が僅かに届く場所を指します。 トワイライトエクスプレスはもう見ることができませんが、富山湾のトワイライトゾーンに棲む生き物たちは深海の生物コーナーでいつでも見れますよ!
kimura567

            <トワイライトの世界に棲む者たち>

 ちなみに、明日から展示が始まるホタルイカも、昼間はトワイライトゾーンで生活しています。実物の発光はすごいですよ!ぜひ見に来てください!
kimura568

              <ぼんやりと光るホタルイカ>

4匹目

伏谷さんがダイナンウミヘビとヒレアナゴ、ホタテウミヘビが並んでいる写真を載せていたのですが、その3種類とイシガレイが一緒にいるシーンを目撃しました!

kimura554

 

右側の白っぽいのがヒレアナゴ。中央の黒いのがホタテウミヘビ。左側がダイナンウミヘビ。 そして3匹に乗られて砂に埋まっているのがイシガレイ。
ちなみに、左上から伸びてきてホタテとイシの間に挟まってるのはダイナンの尾部です。

みんな同じ方向を向いていて(ダイナンの尾部を除く)奇跡的な瞬間ではないでしょうか?

別に張り合っているわけではありませんが、この写真を撮ったとき「伏谷さんに勝った!」って思いました(笑)。